初の「ベストール1号」のCUSTOM ORDER作品が完成致しました〜♪
それも、すぐに恋に落ちちゃう恋する「ベストール1号」でございます!(笑)

おなじみ友美ちゃんからのご指定は『紅』というリクエストのみで、
後は事前に生地を見ない、[完全おまかせCUSTOM ORDER]でご注文頂きました〜!

着物の紅といえば、妖艶な襦袢の深い紅色やら、思い浮かびますが、
紅を見ると人も牛もやはり興奮してしまうんでしょうか?(笑)

という事で、紅を見てドキドキして頂き、恋に落ちていただきたいという事で
最初からこのカスタム作品は、もれなく恋に落ちる事になっていたのですね…。

店主の作品テーマとして、友美ちゃんへの日頃の感謝の気持ちを込めて
「鶴の恩返し」から、鶴の文様をメインに物語を作らせて頂きました。

無事、生地合体して嫁いで行った作品は、こちら〜♪



鶴の文様と言っても、色々ございまして、その中でも格調の高さにこだわり
「雲鶴」(うんかく)四季の花模様の生地をセレクトさせて頂きました。
雲の合間に飛んでいる鶴を表現しているのですが、
「雲の上の人」という表現があるように雲は殿上人しか使えないような格調高い文様です。
この「雲鶴」は、使用目的も特に上級貴族の方々の「袍」(ほう)や「指貫袴」(さしぬきばかま)また、神社の中の錦などに使われているそうです。
今では何気なく使われている雲の模様なんですが、
かつては雲は神や霊が宿るとみなされたところから来ております。

鶴の方を表にして襟のように生地を折り返して片側の黒の地模様を出して着こなすと
こんなイメージです。



そして、鶴の恩返し物語の最大のポイントは、今回、初めて出会った黒の綸子模様の
向い鶴菱(むかいつるびし)文様の運命の鶴繋がり合体です!
2羽の鶴を左右または上下に向かい合わせて図案化し、菱にかたどった文様は、
有職文様なので菱文と組み合わせた鶴は、鶴だけの物に比べ格式は高くなるのです。

向い鶴菱も、公家の衣装に用いられてきた文様です。
現在も袋帯などに見られるものですが、今回は、羽織になっていた物を捕獲しました!

友美ちゃんには、更に「雲の上の人」になって頂き、品格溢れる着こなしを目指して
頂きたいなぁ〜という思いを生地合体に込めてさせて頂きました。



黒の地模様側も源氏香に波頭文と菊花菱の絞りとモダンな漆文様の絶妙生地合体です。

ただ、そのままサラッと羽織るだけで、決まります…。
模様が静かに、語りかけてくるのです…。



友美ちゃんのアクセサリーが映える様に、顔周りには、模様が来ない様に
背中側と裾の部分に模様が来る様に生地配置させて頂きました。



友美ちゃ〜ん!この度は、[完全おまかせCUSTOM ORDER]で、
事前に生地も見ないで、おまかせ頂き、誠にありがとうございました。
恋する「ベストール1号」いかがでしたでしょうか?

増々、モテて困ってしまわれると思いますが、
どうか「ベストール1号」で、上手くかわして下さいね〜♪(笑)

それでは、友美ちゃんとの「ベストール1号」デートを心から楽しみにしております。
今後共、どうぞ末永く宜しくお願い致します。

☆お客様の声は、こちらから〜!
☆素敵な着こなしは、こちらから〜!


☆みなさまも店主を信じて[完全おまかせCUSTOM ORDER]
世界でただ一つの「ベストール1号」を作ってみませんか?
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