2012.09.17
やはり、こうして生地を一堂に並べると、圧巻ですね。
日本の国花でもある菊文様。
歴史を調べてみれば、
『古今和歌集』、『源氏物語』などから登場。
平安時代には、陰暦9月を菊月と呼び、9月9日を「重陽の節句」「菊の節句」とし、
菊花酒を飲む「菊花の宴」「菊花の杯」で邪気を払い、長命を祈ったそうです。
菊文様も吉祥文様として、好んで装束に用いられ、
鎌倉時代には、後鳥羽上皇がことのほか菊を好み、自らの印として愛用したそうです。
その後、後深草天皇・亀山天皇・後宇多天皇が自らの印として継承し、
慣例のうちに菊花紋、ことに十六八重表菊が皇室の紋として定着したそうです。
どうりで、菊の文様は、高貴な香りが漂うはずですよね…。
☆紫地鳳凰菊尽くし文様のもっと大きな写真は、こちらのリンクから〜♪
☆黒地お召し菊花文様のもっと大きな写真は、こちらのリンクから〜♪
☆小鳥に菊尽くし文様のもっと大きな写真は、こちらのリンクから〜♪
☆漆菊尽くし文様のもっと大きな写真は、こちらのリンクから〜♪
☆紅紫色綸子地黒菊文様のもっと大きな写真は、こちらのリンクから〜♪
菊の意味&言葉には、
『不老不死』『延命長寿』『無病息災』『邪気払い』等の基本的意味があります。
また、『万物生成の根元』 『精神・気力の充実』 『安定』 『気高さ』 『落ち着き』
などの意味に も解釈されているそうです。
菊に込められたさまざまな想いを感じ取り、あなたの力にして頂ければと願います。
2012年[菊 COLLECTION・4]のアップは、また決まり次第、発表させて頂きます!