またしても大きい台風が近づいて来ている様ですが
みなさまいかがお過ごしでしょうか？

昨夜の[菊 Collection・5-A]、やはり人気は集中してしまうんですね…。
これはもう毎回の事で仕方がないのですが、お断りしてしまった皆様には、
心よりお詫び申し上げます。本当にすみませんでした…（涙）。

しかしまだまだ、素敵な作品がみなさまのお問い合わせをお待ちしておりますので
どうぞ、よろしくお願い致します。

それでは、本日も素敵なCUSTOM STORYのご紹介です♪
昨年9月、アトリエに遊びにいらして下さったAgouさん。
その時、ハンチングの「BONN1号」をご試着して頂きましたが
まさか一年後に、本当にご注文を頂けるなんて！！

☆その時の模様は、こちら〜♪

亀のオッサン（名前）を飼っていらっしゃっていつも大切に一緒に
あちこちお出かけなさっていらっしゃいます。

そんな訳で、リクエストは
『お尻に髭が生えていたり、ツノが生えている神亀だったり、
玄武の絵柄だったり、ただの亀じゃない感が伝わるとええっすー。』と言う事で
レアな亀の生地をあちこち探しまわりました。

やっと出会えた生地は「鶴亀」草子模様のレアなアンティーク生地。
能の演目「月宮殿」（げっきゅうでん）の

『月宮殿の白衣の袂の色々妙なる花の袖　秋は時雨の』
の部分がしっかり読み取れます。

そんなお宝生地と絞り生地等をMixして刺し子仕上げで
ブラックデニムと合体させて頂きました。

「亀は万年の齢を経、鶴も千代をや重ぬらん」（謡曲･鶴亀）といわれているように、
亀は鶴と並んで長寿であるとされていることから、
古来、動物の吉祥文様の代表的なものです。
霊獣の１つとして描かれた「霊亀」や、年老いて緑苔が生じた姿を描く「蓑亀」、
また甲羅を幾何学的にアレンジした「亀甲」など、そのバリエーションも多くありますよね。
今回は、尻尾のところに藻が付いた「蓑亀」（みのがめ）です。

「BONN2号」サイズは、ご希望のサイズで製作させて頂きました。
正絹の裏地付き＆ラベンダーの匂い袋付

バランス良く、片側はスッキリと余白を残して…。

裏地は、鶴亀に合わせて鶴模様の生地を合体させて頂きました。
「あ・うん」のハンチングでAgouさんの毎日が更に素敵な日々になります様に…☆

ラベンダーの匂い袋もお揃いの鶴模様で♪

Agouさん！この度は、初の[完全おまかせCUSTOM ORDER]で
生地も全く見ないでのご注文有難うございました！
“こだわりの亀の模様で”というだけで、あとは全くお任せ頂き、本当に嬉しいです！
初のハンチング「BONN2号」は、いかがでしたでしょうか？
明日以降、台風が去った後に発送させて頂きますので到着までしばらくお待ち下さい。
どうか気に入って頂けます様に！
それでは、今後ともどうぞ末永くよろしくお願い致します。

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